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面接対策の事前準備で確実に合格を

薬剤師の転職で一番の難関は面接です。面接であなたをしっかり評価してもらうことで、給与査定もプラスになります。面接対策をするにも、面接官がどういった点を見ているのか理解することが近道です。

 

面接では主に3つの点を見ています

■環境に対応できる柔軟性
医療業界は医学の進化は目覚ましいものの、働く職員にとっては他の業界と比べて変化が少ないと言われています。しかし診療集改訂で病院の機能分化が進み、急性期病院の看護配置の改革に取り組むなど、今後も法改正や市場環境によって大きく変化していきます。。特に在宅医療へのシフトは薬剤師の業務範囲が広がることになり、今までの仕事の延長線では対応できない状況でもあるため柔軟性が求められることとなります。

 

法改正以外でも薬剤師の市場環境への対応の柔軟性が求められています。
クリニックの診察時間の延長による、薬剤師対応の長時間化や土日営業への対応増加が求められます。開業医の診療報酬制度の見直しを受けて、調剤薬局の営業時間の長時間化が顕著に進んでいます。同時に開院時間の延長や土日診療のクリニックが増えているため、調剤薬局も営業する必要性が出ています。

 

調剤薬局の買収や譲渡が活発化していて、以前は地元密着の小規模展開の調剤薬局が多い業界でしたが、調剤薬局のチェーン化が進んでいます。今までは地元周辺だったのが、遠方への転勤を求められるケースも増えています。特に地方ほど薬剤師が不足していて、薬剤師がいないと閉鎖せざるを得ない店舗が増えるため、地方薬局の方が年収が高いケースも出ています。

 

 

■同僚や他職種との協調性
どんな仕事でも一人ではできないため、協調性は最重要ポイントです。医療業界は専門職のため協調性やコミュニケーション能力に欠ける人も多く、さらに国家資格者であるがために資格者より求人数が多い状況になっていて嫌なら他にも仕事があるという環境です。

 

特に医療業界においては顕著で、調剤薬局や病院では2 人〜10 人ほどの規模で勤務する場合がほとんどです。患者様の生命にかかわる責任ある業務を行うことからも、同僚と協力して勤務できるかが重要となります。また退職時の理由としてもっとも多いのが人間関係です。協調性とは、会社や社員、そして患者さまを大切にする想いです

 

 

■積極的な学ぶ姿勢
受け身の学習姿勢ではなく、自ら学びたいという積極的な学習姿勢が必要です。6年制の薬剤師が輩出され今後市場にいる薬剤師は、4年制薬剤師と違うことを学んでいることになります。薬剤師としての専門性や薬学の知識はもちろんですが、患者とのコミュニケーション方法や他職種とのコミュニケーション能力、在宅医療や介護領域の知識と実践、保険制度の理解、栄養食品やサプリメントなど予防医療についての理解といったことに対しての学習意欲が評価されます。

 

医療分野は病院経営や看護師の業務領域の変革など、確実に変わっていっています。薬剤師として変化に対応できる力をつけていくことが市場価値を上げることになります。

 

 

薬剤師の面接で出る質問

 

退職理由

会社を辞めた理由は何ですか?

 

・・・退職理由は人それぞれです。人間関係や業務内容のこと、家庭の事情など様々あります。気を付けるべきポイントは愚痴にならない事です。前職場への文句は聞いている方にしてみたら気分良くありません。家庭の事情ならば正当な退職理由なので言って問題ありませんが、それ以外の事であれば、次に挑戦したくなったことがあってそれが叶わないから退職したというのが自然な流れでしょう。

 

職務経歴

これまでの職務経験と業務経験を教えてください。

 

・・・勤務してきた店舗規模、人員配置、患者層、処方内容などです。具体的に数値で話せるように調べておきましょう。
参考(薬剤師の職務経歴書の書き方

 

 

志望動機

志望理由を教えてください。

 

・・・この質問は、待遇面(給与、立地)ではなく生かせる経験や何をやりたいという前向きな話をしましょう
(志望動機例)
経験してきた調剤経験と接客サービスを、さらに高めたいと考えております。今後はさらに医薬品知識を増やし専門性を高めて、来店される患者様への正確な情報提供、貴社の事業の発展に貢献したく志望しました。

 

併願確認

他に面接を受けている会社はありますか?

 

・・・この質問は、入社意向の確認です。転職時に一つの企業だけ受験して決めることは難しい判断になるため、選考側もいくつか受験していると思っています。

 

給与希望確認

年収の希望条件はありますか?

 

・・・この質問は、希望のヒアリングなので希望年収を伝えて構いませんが、あまり強く主張すると印象が悪くなるので注意しましょう。特に人気の求人募集の場合は、どのくらいのライバル応募者がいるか確認する方が良いでしょう。

 

異動・人事

引越しを伴う店舗異動、通勤距離が遠くなる店舗移動の可否確認。管理職登用は可能かどうか。

 

・・・この質問は、正直に答える方が良いでしょう。多店舗展開している企業は店舗異動と管理職昇格の機会が発生する確率が高くなります。

 

キャリアビジョン

今後どんな薬剤師になっていきたいですか?

 

・・・この質問は、薬剤師としての考えや柔軟性を知るための質問です。志望動機にからめて同一の方向性の話ができるのが望ましいです
何となく働くのではなく、薬剤師としてのキャリアアップやそのための学習意欲は大事なポイントです。

 

質問事項

何か質問はありますか?

 

・・・質問がゼロは印象が良くないので、最低でも3つは質問を用意しておきましょう。もし、3つとも面接の途中で面接官が説明してくれてしまっていたら、質問は3つ●、●、●を用意していたのですが先ほどお答えいただけましたので大丈夫です。と言いましょう。

 

面接対策も薬剤師求人サイトに登録すれば万全です

面接の質問に対して答えにくい内容もあると思います。企業ごとに面接の傾向も違います。正直に答えて良い企業と、正直に答えるとマイナスの印象になってしまう企業があります。薬剤師求人サイトのコンサルタントに面接の傾向を聞いて、しっかり事前準備をして確実に合格を取りましょう。

  • 企業ごとの面接の特徴や面接官の特徴が分かるから、実践に役立つ面接対策ができます。
  • 同じ事実を言っていても、言い方次第でポジティブに受け取れる話し方を教えてくれます。
  • 面接の話し方で失敗したと思ったら、面接後にコンサルタントが企業にフォローを入れてくれます。

 

 

 

 

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