薬剤師の給料と年収なら薬剤師求人サイト.net

薬剤師の給料と年収は勤務先でどれだけ違う?

薬剤師の勤務先は調剤薬局、病院、ドラッグストア、製薬会社、学校、公共施設など様々です。勤務先が違えば仕事のやりがいも違いますが、薬剤師が活躍する場や働き方によって年収も異なってきます。

 

薬剤師全体の平均年収は529万円というデータが出ており、長期勤務や管理職へのキャリアアップによって、より高収入も期待できるでしょう。

どの薬剤師も、薬剤師国家資格を取得して働いていることに変わりありませんが、勤務先や働き方でどれくらい収入が異なってくるか紹介します。

 

薬剤師の勤務先と年収相場

調剤薬局
薬剤師の勤務先として最も多いのは、調剤薬局で当サイト調べでは80%以上の薬剤師が調剤薬局に勤務しています。

 

調剤薬局の薬剤師の年収は約400万〜650万円くらいで薬剤師の中で標準的な給料と言えるでしょう。

 

 

ドラッグストア
ドラッグストア勤務の薬剤師は当サイト調べで約4%。非常に比率が低いですが、給料が調剤薬局よりも高くなる可能性が大きいので収入重視の薬剤師に合ってると言えるでしょう。接客やレジ、品出し作業があるため純粋な薬剤師業務だけができないので勤務先としては不人気の傾向なので、薬剤師を採用するために高い給料条件が出る傾向があります。薬剤師以外の仕事も多いのですがお客との会話もできるという点が性格に合っていれば働きやすい職場と言えます。

 

ドラッグストアの薬剤師の年収は約400万〜700万円ですが、ドラッグストアは店長クラスになると700万円以上支給されることもあります。薬局やドラッグストアは店員として勤務できるので、安定した収入を得ることができます。

 

 

病院薬剤師
病院薬剤師の年収は約400万〜650万円くらいですので、調剤薬局やドラッグストアなどと比較すると一般的に低くなっています。病院薬剤師は日勤勤務の職員+薬剤師資格という概念の場合が多く、給与の伸び幅も少ないため30〜40代でも年収500万程度という方は珍しくありません。管理職として昇進し薬局長になれば年収700万程度が目指せます。

 

 

製薬会社薬剤師
製薬会社だと年収約500万〜1000万円が見込めます。とくにMR職は高給与が狙えます。MR職の年収相場は、20代が500万円前後、30代が700万〜750万、40代では850万〜900万、50代では900万〜950万となっています。大手の製薬会社であれば30代で1,000万円を超えることも十分に可能です。

 

 

調剤薬局でも運営企業によって年収に開きが

薬局数の規模や地域よっても年収が異なっている事実があります。大手チェーンの薬局と中小の薬局とでは大きな差があり、意外なことに中小の方が年収相場が高くなっています。

 

大手チェーンの薬局の薬剤師年収相場は500万〜600万円ほど。一方で中小の薬局薬剤師の年収相場は700万〜800万円いといわれています。

 

年収相場の開きの理由は、中小の薬局は規模が小さかったり、地方だったり地元密着の店舗であることが多いため、長期勤務となる傾向があります。小規模薬局は薬剤師が辞めてしまうと他の店舗から異動で補充することができなく、常に多めの薬剤師を採用しておくこともできないため、給料を高めに設定して雇用を保持することをしているようです。

 

大手チェーンの薬局は知名度があるので求人を出せば地域により差はありますが、ある程度の薬剤師は集まってきます。それほど高額を支給しなくてもよいということと、在籍している薬剤師の人数が非常に多いため給料改定をして少額でも上げてしまうと、全ての薬剤師に適用しなくてはいけないためなかなか給与改定が出来ない事情もあります。

 

薬剤師の年収アップはある一定の収入になると年収が頭打ちになってしまいます。そのため、管理薬剤師や認定薬剤師資格の取得をするなどステップアップをするか、調剤薬局経験者の薬剤師なら年収アップを目的として、看護師不足の地方へ転職したり、大手の調剤薬局チェーンから中小の調剤薬局に転職したりする薬剤師も多くいます。

 

このような背景が、大手チェーン薬局と中小薬局の年収の違いとして表れています。

 

管理薬剤師の年収は?

医薬品を適切に管理する役割を担う「管理薬剤師」は特に年収が高く、管理薬剤師の平均年収は600万円前後が相場となっています。管理薬剤師の年収相場が高い理由としては、管理薬剤師手当がつくことが挙げられます。管理薬剤師手当は、年間で平均約30万〜50万円となっています。

 

いずれ独立して薬局を開設したい薬剤師なら必須のスキルとなりますし、大手の薬局勤務の薬局長やドラッグストア店長と兼務する場合は年収700万〜800万円を超えるケースもあります。

 

一般的な薬局やドラッグストアなどに勤務しながらも、一般の薬剤師と比べて高収入を目指せます。

 

管理薬剤師とは?
薬事法によって医薬品の取扱い、販売、製造を行う所には必ず置かなければならないことが定められています。専門性の高い業務であり、高度な管理能力、医療事務やレセプトに関する知識が求められます。

 

管理薬剤師になるには、特に「管理薬剤師」という資格があるわけではありませんが、その責任のある立場ゆえに、実務経験3年以上が就任の目安となるようです。薬剤師として働くならば、管理薬剤師を目標にキャリアアップして行くことが今後の高収入へのステップアップとなるでしょう。

 

 

 

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