薬剤師にとって好条件の非公開求人の秘密とは！？
薬剤師求人サイトや薬剤師以外の求人サイトを見ても、「非公開求人」という言葉を目にします。転職活動でより良い求人を探しているので、好条件の非公開求人とはどんな求人なのか気になるものです。求人サイトが多くの薬剤師に登録してもらいたいから、サイトには出さず、非公開求人と言っているだけなのでしょうか。
薬剤師の募集に限らず、看護師の募集や一般の仕事探しでも「非公開求人」は非公開ではなく、好条件なら公開したほうが単純にすぐ採用ができるはずですが、非公開にすることには重要な意味があるのです。
実は、非公開求人にするのには採用側に理由がありました。採用側の希望を考慮すると、自然と求人サイト側は非公開として取り扱うべきだったのです。他のサイトでは教えてくれない好条件求人が非公開求人になる理由を教えます。
非公開求人になる理由
■採用側が求人を公開するために求人票の作成と宣伝する工数やコストがかかるため
大規模なショッピングモールや新規カフェが完成したら大量にアルバイトや社員募集をするでしょうが、薬剤師の募集はたいてい1〜2 人の採用枠です。少数募集をするにはコストが高くついてしまいます。そのため薬剤師求人サイトの担当者に募集要件を伝えて、興味を持ってくれる登録者に打診してくれるよう依頼しているのです。
■採用担当者の書類選考や問合せ対応の手間を省き、希望人材に絞って面接をしたいから
人気の企業や厚待遇企業は、そもそも退職者が少なく募集枠も少数でたまにしか募集が出ません。そのため求人を公開すると応募が殺到してしまいます。自社ホームページに求人情報を掲載すれば採用費や広告費が無料ですが、問合せ対応だけで採用担当者の業務が埋まってしまいます。書類選考も兼ねて、薬剤師求人サイトのコンサルタントが応募者のスクリーニングをしてくれるので、採用側の手間が減るのです。
■広告やネットの情報だけでは実情が伝えきれず、応募数が確保できないため
中小の調剤薬局がまさにこれにあたり、給料条件面や手当、休日など募集要項だけで応募するしないを判断されてしまいます。中小やならではの魅力（たとえば、人間関係が良いなど）も、広告面だけでは伝えられません。人間関係が良い職場を希望している転職薬剤師に職場の環境を伝えるために、薬剤師求人サイトのコンサルタントの力が必要なのです。これにより採用側はより多くの面接チャンスを確保し出来ます。
■公に知られてはいけない募集のため
戦略的に新規出店に関する募集はライバル企業に知られたら売上の取り合いとなり、市場調査や出店調査が無駄になってしまいます。社内異動で人員を確保できれば良いのですが、ただでさえ薬剤師は不足しているのでそうもいきません。新規事業の立ち上げなど水面下の募集をするのには都合の良い募集方法となっています。
■社内に知られたくない募集のため
既存社員に知られたくない高額給与での募集、人員交代のための募集、管理職などの役職者募集も社内に知られたくないものです。
これらは薬剤師を採用するための募集なのに、募集内容を知って社内のモチベーションが下がり退職者が出てしまい、せっかくの採用が穴埋めにしかならない危険性があるためです。
公開されている求人情報も魅力がある求人が多くありますが、非公開求人には公開できない理由があるわけです。ネットに公開されている求人を見ても希望に合う求人情報がない場合は、薬剤師求人サイトにとうろくすると思いがけない「非公開求人」に出会えるかもしれません。
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